アンサンブル
谷口楽団での練習や活動をしだして、だいたい1年半くらいになってきました。
独奏と違う難しさというのが、アンサンブルにはあります。
メロディーの出だし、強弱の合わせ方、テンポ、メロディーが一旦止まる時、 挙げだしたらキリがありません。
当楽団は3人ですが、3人であってもなかなかピッタリ合わせるのは難しいです。
僕はピアノ担当です。
今まで、自分一人電子ピアノでヘッドホンの中でしか練習をしたことがなかったもので、これがなかなか苦労します。
ヘッドホンでの独奏はただ自分の演奏を聴いていれば良いだけです。
自分が奏でたい部分で、悦に入ってナルシストのように喜んでいれば良いのですが、アンサンブルはそうはいきません。
まず、自分以外のメンバーの音をよく聴かなければならないです。
ずっと、独奏のクセがついているので、自分以外の音を聴けないです。
楽譜自体そんなに難しくない場合でも、合わせることに必死で、最初の頃は全く他の人の音を聴く余裕がなかったです。
他のメンバーが普段からオーケストラやアンサンブルなどで、合わせなれているので、いつも僕に合わせてもらっています。
助けてもらっている状態ですね。
また、ピアノの旋律などがある部分などでは、つい出過ぎてしまったり、伴奏が 強過ぎたり強弱のバランスがなかなか難しいです。
今までやったことがなかったもので、苦労します。
練習ではできていても、本番になると急に感覚が飛んでしまっていることもよくあります。
ただ、緊張感に関しては、少し紛れます。
自分一人が集中して見られているわけではないので、独奏よりも少しはマシです。
また、間違ってもパートによってはあまり目立たないので、少しは楽です。
といっても毎度、胃が痛む程度に緊張はしています。
まだまだ課題はありますが、良い演奏を聴いてもらえるよう、試行錯誤と努力をしていきます。
また、聴いていただく機会がありましたらよろしくお願いします。
0コメント