カホン
谷口楽団では、カホンという楽器をユニットに入れさせてもらっています。
これ、最初から狙っていたわけではありません。
3人が集まって、それぞれできる楽器が
ホルンとピアノ
ピアノ
トロンボーンとカホン
ということやったので、たまたまカホンが入っています。
僕もメンバーから初めてカホンというものを聞きました。
それまではこのような楽器を知りませんでした。
見た目はただの穴の空いた箱です。
なので、この楽器で何ができるんやろ?
くらいの感覚でした。
しかし、実際に演奏を聴いてみると、まぁ多彩な音が出るもので。
不思議な楽器です。
初めて無理やり合わせた時は、正直戸惑いました。
自分自身、合わせて弾いたというのが初めてというのもありましたが、思っていた以上に音圧があり、自分が弾いている音がわかりにくくなってしまいました。
僕に、他の音を聴くという余裕がなかったのもありますが、想像以上に存在感があったのに圧倒されました。
しかし、自分も合わせることに慣れてきて、カホンの音に慣れてくるようになるとすごいアクセントになります。
特に、アップテンポの曲などは本当にリズミカルになります。
聴いていても、身体の芯からリズムとスピード感を感じられるのはカホンのおかげです。
なんの変哲もなさそうなただの箱なのに、バスドラムの音域近くからスネアドラムの音域までカバーできます。
カホンが入ってくることによって、とても良いアクセントになります。
また、谷口楽団を聴いていただける機会がありましたら、カホンのリズム感も楽しんで下さい。
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