ゆっくりと弾くことの重要性

ここ2年ほど前より、ピアノ練習の時にゆっくりと練習することを取り入れるようになりました。 

もちろん、譜読みレベルや練習のし始めはゆっくりしかできませんが、ある程度流れで弾けるようになっても、ゆっくり指を動かすことは続けています。


僕の周りのピアノ講師の方や、同じサークルでお話をさせていただいたピアニストの方も言っておられました。 


ゆっくりといっても、とにかくゆっくりです。 

テンポ120くらいの曲だと、50とか40とか。 

それくらいテンポを遅くしています。 


やはり、しっかりと動きを指に覚えこませるためには、この作業はかかせません。 


速く動かして練習をするより、しっかり指を正確に動かす方が上達も早いです。


また、ゆっくりと指を動かすことによって、色々な発見が見えてきます。 


薬指と小指の動きの悪さ 

音階やアルペジオを弾く時に無駄な動きが多い 

離れた鍵盤を弾く時に指が安定していない 

自分が思っている方向と違う方向に指が向こうとしている 

とか 


キリがないくらい悪いところが見えてきます。 

練習する時の基本でしょうね。 


この方法を取り入れるようになって、少しくらい以前より正確性は向上したと思います。

 

自分一人、黙々と練習しているだけでは全然気がつかなかったですが、色々な方とお話をさせていただくと、とても参考になります。  


わかってはいたけど、改めて重要性に気付かされたり、全然知らなかったことを教えていただいたり。 


本当にありがとうございます。 

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