ウィンナワルツ

今日は小学生の頃の思い出話をさせていただきます。 


小学生3~4年生の頃、はまっていたのがヨハンシュトラウスのウィンナワルツです。 

そのころまで弾いていた曲は子供用の曲集ばかりです。 

クラシックを弾いていたといっても、有名曲の編曲版などばかりでした。 


その頃、家に ヨハンシュトラウスの“ウィーンの森の物語”の全音ピースがありました。 

何気に練習する気になってしまい、練習していました。  

そして、完成度は置いておいて、自分の中では弾けるようになりました。 

それがものすごく嬉しかったです。 


いままで、編曲版や簡単な曲集しかやってこなかったですから。

なんか、全音ピースという楽譜に憧れのようなイメージもありました。 

(全音ピースでもレベルもありますし、シュトラウスのピアノ曲はすべて編曲版なんですが)  


全音ピースが弾ければ一つレベルアップしたような気がしていましたので、余計にうれしかったです。 

また、曲も10ページ以上あるので、自分の中で大曲を弾きこなしたという感じになってしまって、はまり込んでしまいました。 

それからしばらくは弾く曲すべてヨハンシュトラウスの曲ばかり練習していました。 

全音のあの青い楽譜の曲集を買ってもらい、その中から好きな曲をどんどん選んで練習していました。 


また、全音のあの青い楽譜の曲を弾くことにも憧れがありました。

全音を選んでいる時点で難しいレベルをこなしているようなイメージでした。 


曲としては、 

美しき青きドナウ  春の声  皇帝円舞曲  ピチカートポルカ  南国のバラ  朝の新聞 

このあたりの曲ばかり弾いていたような気がします。 


また、家で聴いていたのもウィンナワルツばかりでした。 

僕の小学3~4年生にかけてはほとんどがヨハンシュトラウス漬けでした。 


しかし、5年生になったとたんに弾くのを止めてしまいます。 

友達の一言が影響です。  

その友達が、以前にブログでも書きましたが、小学生でもバンバン幻想即興曲を弾いていた友達です。 

その子に言われたのが、  

「シュトラウスの曲は所詮オーケストラの曲やから、ピアノ曲とは違う」 


なんか打ち砕かれたような気がして、それでシュトラウスの曲を弾くのはやめてしまいました。


今でもウィンナワルツはよく聴いています。  


暗い旋律が全くと言っていいほど無く、ワルツばかりなので、心躍るような曲ばかりです。  

華やかな気分になれる曲ばかりです。 


毎年、正月になるとウィーンフィルのニューイヤーコンサートありますよね。 

昔を懐かしみながら見ています。 


僕の好きな“朝の新聞”です。  

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