演奏の出だしと終わり

静かな曲の出だしや終わりは難しいですね。

いまだに、どうすれば良いのかわかりません。 


静かに演奏を始めようとすると音が強くなりすぎたり、打鍵できなくて中途半端な音になってしまったり。 

終わりも、静かな音で終わらせようと思うと、同じように中途半端な音になってしまったりします。 

最後に“ホニャッ♪”とした音なんかになってしまうとそれこそ、それまでの演奏が無駄になってしまうような気になってしまいます。 


久しぶりに人前に出て演奏をした時、演奏の出だしをどうしようか悩んでいました。 


静かな曲でした。


最初に、鍵盤の上に指を置いてから、心を落ち着かせてそっと演奏をし始める。 

このようにしていましたが、僕の場合これは余計に緊張してしまい、最初の音が抜けることが多かったです。 


最近は、最初から鍵盤の上に指を置かず、指を置くと同時に演奏を始めるようにしています。 

この方が僕の場合、出だしの音抜けや変な音は少ないような気がします。 


多くの演奏ではどちらの割合が多いでしょう?


終演なんかもよくわからないですね。 

静かに終わらせたいのに、アクセントがついてしまったり、音が抜けてしまったりすることがあります。 


和音すべての音がキレイに鳴るとホッとします。 

指の型が固まっていないのでしょうか?  


普段電子ピアノなので、この辺の練習はとても難しいです。

このような練習はやはり生ピアノでしょうね。 


電子ピアノは所詮スイッチなので、タッチが不安定でもある程度はしっかりと音が鳴ってくれます。 


しかし、最近ブロ友さんの記事で“手の内側を意識する”という記事を読ませていただきました。


これ、僕にはとても効果がありました。最後の音で弱い音のパートでも手の内側を意識をすると随分と音が安定します。

まだ、自然な流れでは弾けないので音に硬さはありますが、指に覚えこませれば随分安定しそうです。

これは僕にとって大きなヒントでした。


さらに音色づくりを追及していきます。


なかなか答えが見つからず、いつも怖さと緊張の中、僕の演奏は終演をむかえます。 

0コメント

  • 1000 / 1000