練習曲
ホントにピアノの練習曲が大嫌いです。いきなりですが
高校の頃までピアノを習っていたのですが、まともにツェルニーの練習曲をしたことがありません。好きな曲だけを弾いてきていました。
家では一切練習をせず、先生の前で初めて初見で弾いていました。
結局長年かかってツェルニー30番で終わっています。
もうボロボロです。
先生に習うのをやめてからは、弾きたいときに弾いて、さらに好きな曲だけを弾いてきています。余計に練習曲からは遠ざかっています。
良く先生も怒らずにいたものやなぁと思います。ただ、そのおかげで、今でもピアノが好きで続けられています。
もう一つバッハにも拒絶反応を示してしまっています。
インヴェンション?
ピアノをしている人から良く聞く名前ですが、まったく楽譜を見たことがありません。
子供のバッハという教本をしましたが、退屈過ぎて、面白くなく、後半になってくると結構手がぐちゃぐちゃになってしまい、少しトラウマになりました。
それ以来、拒絶反応を起こしています。
しかし、最近、今まで以上にピアノが好きになってきて、「もっと上手くなりたい」などと思うと、もっとしっかりとしておけば良かったなぁと思います。
最近特に練習曲の重要性がわかってきました。
ハノンであったり、ツェルニー、インヴェンションなど、もっとあるのでしょうが、複雑な曲をすればするほど、手の動きがついていかないです。
指の分離性の悪さ、和音の中のメロディーラインが消えてしまう。
キレイに奏でられない。
軽く奏でるところ、重々しく奏でるところ、大きく違いを出せない。
挙げてしまったるキリがないです。
好きな曲だけを弾いていると、気分は良く自己満足度はとても高いですが、ある一定のレベルからは上達していかないです。
そこで、それまでの練習曲で得たテクニックなどがモノをいうのでしょう。
色々な武器を持っていると色々な場面で対処ができます。
とても当たり前のことですが、なかなかできません。自分のレベルに限界を感じたときにもう一度基礎を振り返るということの大事さを痛感します。
やはり練習曲は大事ですね。
“弾きたい曲はいっぱいあるけど時間が無い、そこそこ練習曲をした方が効率が良いのかどうかわからない”と言い訳をして結局弾いていませんが😅
お読みいただきありがとうございます。
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