練習会での録音

いつもサークルや楽団での演奏の時には演奏した音楽を録音するようにしています。 

活動し始めたときはメモリアルとして録音をしていましたが、だんだんと苦痛になってきています。 


まだ、楽団での演奏録音は全然苦痛ではないですが、サークルなどでのピアノ独奏の時の録音はだんだんとしんどくなっています。 

 何が苦痛なのか?


 やはり自分へのダメ出しです。


 自分で弾いているときの感覚と、後でゆっくりと自分の演奏を聴くのとでは全然違いますよね。 

ホントに嫌になります。  


「自分で思っている以上に腹が出ているなぁ」

なんていう醜くて嫌というのも少しくらいはあるかもわかりませんが・・・


明らかに失敗している部分になると、耳をふさぎたくなり、見るのも嫌になります。

間が十分にとれていなくて、急ぎ足で演奏していることもよくあります。  


とにかく、自分自身で演奏のダメ出しをするのは嫌です。 

また、演奏のすべてが満足いって何回も聴きたくなる、という録音は今まで一度もありません。 


しかし、これからも録音は続けます。 


 やはり上達するためです。 


 課題がよく見えてきます。 


自分では十分に間と溜めをとって演奏していたつもりが、聴いてみると全然溜めが無い

強弱を大げさにしているつもりでも、聴いてみると思っているほど強弱がついていない

小節ごとの最後の拍子が急ぎ足になっている


 など、書ききれないくらい色々な欠点が見えてきます。


また、一度録音したものを数か月後に聴いて、その時の自分へのダメ出しが、現状でクリアできているかなども確認できます。


ほんとは、普段の練習もマメに録音して、それを聴いた方が良いのでしょうが、これ以上練習にストレスをかけるのが嫌なのでしていません。 


せめて、人前での演奏の時くらいはなんとか自分へのダメ出しのために録音を続けます。 

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