臨時記号が多すぎる
弾く曲のレベルが上がってくると、結構な割合で♯や♭がどんどん増えてきます。
曲の仕上がりはキレイなんですが、譜読みが大変ですよね。
正直、苦手です。
譜表の頭に♯が6つもならんでいる
↓
黒鍵は5つ
↓
という事は全部の黒鍵を使用した上でミの音かシの音に♯をつけるのかな?
↓
♯の位置を確認するとミの譜線の上にある
とかを考えながら未だに譜読みをしています。
♯が4つ位だと未だに譜線と♯の位置を確認してからでないと弾けません。
パッと何調なのかとかよくわからずに譜読みを進めています。
昔にちゃんと楽典をしていなかった功罪なのか、簡単には進みません。
今、練習をしている曲ですが、
フォーレの“ノクターン 第6番”
をしています。
この曲、なかなか臨時記号に悩まされています。
臨時記号がとにかく多すぎです。
あまりに譜読みが面倒くさくなって僕の頭もおかしくなってしまい、とうとう
「フォーレはアホなのか!」
とさえ思ってしまいます。
だって・・・・
譜表の頭に♯が4個もあるのに、ある小節なんか全部の音符になんかの臨時記号が付いている。
おまけにダブル♭なんかもバンバン混じってくる。
完全に調を無視している様にしか思えない。
片手で練習をしていても、不協和音だらけで絶対キレイな旋律には聴こえない
絶対フォーレはアホなんや! アホなんや!
なんて思って左手を合わせてメロディーを聴いてみると、とにかく美しい
冷たくあしらわれても、酷いことをされても、美しすぎてどうしても忘れられないツンデレの彼女の様な、そんな風にも思ってしまいます。
しかし、♯や♭などが多くても、スーッと譜読みできる方法は無いものかといつも悩みますね。
頭に基本的な調が入っていないから、余計に臨時記号が多いとそれだけで抵抗感が出てしまうのでしょうか?
あれに慣れる方法はあるのでしょうか?
このまま、ずっと一つ一つ時間をかけて確認しながら、イライラしながら譜読みを続けていくのでしょう。
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