オーケストラ

ピアノ曲もよく聴いていますが、時間がある時にゆっくりと聴きたいのはオーケストラの方です。


オーケストラの楽しみの一つに、色々な指揮者で聴き比べるとか、管弦楽団を聴き比べるとかあります。 

色々な指揮者の演奏であったり、色々な管弦楽団での演奏をCDやコンサートで聴いたりもしていますが、自然と好きな指揮者や管弦楽団がでてきます。  


ぼくが好きな指揮者は “マリス・ヤンソンス”という指揮者です。  

また、好きな管弦楽団はオランダの“ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団”が好きです。  


もちろん、“一番好き”と言われればこの様に答えますが、他にも好きな指揮者や楽団はいくらでもあります。 


指揮者とか楽団を好きになるきっかけはどんな瞬間でしょう? 

たまに疑問に思います。  


どういうことかというと、マリス・ヤンソンスが好きと言ったもののその辺で音楽が流れていて、それがマリス・ヤンソンス指揮の演奏だとは教わらないとぼくにはわかりません。 

CDであったり、コンサートであったり、事前にヤンソンスと知って聴いているからヤンソンスの演奏とわかりますが、どこかでオーケストラが流れていても、誰の指揮でどこの楽団かわかる耳をぼくには持ち合わせていません。 


ポップスなどの歌手などは、知らない曲でも声質から好きな人なら大体はわかるでしょう。  

オーケストラは正直わかりにくいです。 

ぼくにはそこまでよくわかりません。 


でも、好きな指揮者や楽団はいます。 

やはりタイミングなんでしょうか? 


例えば、何か気分が下がっている時にふとしたタイミングで曲を聴いた。 


その曲が心に響いてきた。 


その曲が一気に好きになってしまう。 


その曲を演奏している指揮者や楽団を好きになってしまう。 


とか、


たまたま、曲が好きで適当なCDを買ったらそのCDにはまり込んでしまい、そのCDの指揮者と楽団が好きになってしまう。 


とか、  


ある指揮者についての生い立ちや表現方法を、たまたま目にした記事を読んで共感してしまい気になってしまった 


とか、

色々あるでしょう。 


ぼくがロイヤル・コンセルトヘボウが好きになったのも、ぼくが持っていたCDの解説のところに書いてあった表現がきっかけです。 

解説には“いぶし銀”という表現が使われていました。 

なぜか、その僕がよくわからない表現に惹かれました。  


他にもロイヤルコンセルトヘボウの解説を読んでいると結構“いぶし銀”という表現は出てきます。 


ロイヤルコンセルトヘボウを評論する時には、結構定番のフレーズみたいです。 


マリス・ヤンソンスを好きになったのは、コンサートを聴きに行った時です。 

それこそ、ロイヤルコンセルトヘボウ楽団を引き連れて来日した時に聴きに行きました。 

曲は大好きなチャイコフスキーの交響曲6番“悲愴” 


この時の座席が、ヤンソンスの指揮の時の表情がよく見える座席でした。 

感情表現が豊かな指揮をしている姿に一気に引き込まれました。 


これきっかけで、 いちばん好きな指揮者と楽団は? と聞かれた時は、


マリス・ヤンソンス 

ロイヤルコンセルトヘボウ 


と答えています。  


勝手なもので、モントリオール管弦楽団も好きですが、これを好きになったきっかけはCDのジャケットイメージです。 

牧神の午後への前奏曲のCDをシャルル・デュトワ指揮 モントリオール管弦楽団で持っていますが、このCDのジャケットの絵がとても良い。 


もちろん、牧神の午後への前奏曲はとても大好きな曲で、そのCDはしょっちゅう聴いていますが、そのCDを聴くたびにそのジャケットの絵が頭に浮かんできます。  


そのイメージが僕の頭に刷り込まれてしまって、モントリオール管弦楽団を聞くと、その絵の色彩がイメージされてしまい、そのイメージに惹きこまれている様な気がします。  


ほんと無責任なものですが、結構好きになるきっかけはこんなものです。 


「チャイコフスキーの5番の2楽章、第二フレーズの〇×〇×の表現の仕方は、あの指揮者の表現方法が〇〇××」 とか専門的なことを言えればカッコ良いのですが。 


 僕の耳ではそこまで聴き込んでいないので・・・・ 


 まぁ無理ですね   

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