ピアニストは大変
最近、どうも曲が上達せず行き詰まった感があります。
また、あまり練習時間を取ることができないので、毎日ピアノを触って練習ができればどんなに良いかなぁなんて考えてしまいます。
そんな時に自分のレベルはさておき、浅はかな考えが頭に出てきます。
「ピアニストやピアノを仕事にしている方がうらやましい。ずっとピアノを触り続けていたい。」
なんて考えが一瞬頭をよぎります。
ピアニストの方やそれを仕事にされている方、スイマセン。
ホント浅はかです。
そういう風に思った時に、実際に仕事としてみたらどうだろうと考えてみました。
ピアニストの場合
とにかく1曲に求められる演奏レベルが高いので、練習量が半端ない。
好きでもない曲でも依頼されれば弾かなければならないので、常にベストな状態に仕上るため練習し続けなければならない。
僕のように好きな曲だけを練習するわけにはいかない。
想像力や表現力と感性を自分のウリにして仕事をするので、その感覚に変化や鈍った時にそれを取り戻すことが大変。努力でなんとかできる部分では無い。
生活というプレッシャーがかかってくる
コンクールや人に評価(仕事量やマネジメントなど)されるので、常に緊張感から離れることができない。
常に何かを発信し続けなければ、沢山のアーティストのなかに埋もれてしまいます。
歌手などでも、自分の創作活動や表現に限界を感じて変なお薬に手を出すというニュースをよく目にしますが、こういうことを考えるとわかるような気がします。
おそらくこれだけでは無く様々な苦労があるでしょう。
人に評価される事を怖がっている僕では耐えられないでしょう。
やはり職業となると大変です。
所詮趣味の範囲なので“好き”と言っていられるのでしょう。
趣味の範囲でよかったです。
こんなプレッシャーの中、プレッシャーを表に出すことも無く心に響く演奏をされるピアニストというのはホントに素晴らしいですね。
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