美術館巡り

芸術の秋になってきました。 

関西の美術館でも興味深い企画展が様々なところで催されます。 

僕も時々美術館に行って様々な作品を鑑賞させていただいています。 


まず、館内に入り美術館の造りや雰囲気を見て、館内にある企画展の説明書きにじっくりと目を通します。 

そして作品の前に行き、それぞれの作品の説明書きを熟読してから作品に目を通します。 

作品に目を通す時には近くでの印象、離れてみて遠くからの印象を感じながら見ています。 

ゆっくりと観られるときはこのようにして鑑賞しています。  



ここまでの文を読んでいると、僕もなかなか美術作品を観る目があるようにみえるかも? 


実は美術品はさっぱりわかりません。 


ゴッホやモネ、フェルメール、ルノアールクラスの超有名な作家さんくらいしか知りません。

名前だけで、作品を観てもみ「見たことはあるけど誰の作品か全然わからない」というレベルで知識が全然ありません。 


結構、見栄っ張りなもので作品を観ているときはカッコつけて少し知った風を装ってみています。 


何もわかりませんが・・・ 


美術品を観て何がわかるのでしょう?

観ての評価や感想が全く分かりません。  


大勢の方が美術館に来られますが、どれだけの人が見識のある方なんでしょう? 


この前、ある美術館で鑑賞をしていたら、僕の後ろの年配の女性2人が会話をしておられました。 

「うちのネコちゃんが勝手に外に出歩いてしまって結構大変なのよ!」 

「今日は旦那が泊まりに行っていないから、晩御飯自由にできるから、何食べようかしら?」


 作品とは全然関係の無い会話を楽しんでおられます。 

この方々はたぶん、僕と同じでよくわかってらっしゃらないでしょう。 


この前、父に聞きました。 

「絵画とか色々な作品を観ても何もわからないんやけど、何を観て評価したらいいんやろ?」 


 父曰く 

「お前が音楽を聴いている時にいちいち難しく考えるのか?昔からずっと色々な音楽を聴いてきたからそれぞれに感想や思ったコトが出てくるんやろ。それと一緒でもっと色々な作品を観たりしないとそんな感想は出てこないやろ。最初は好きか嫌いか、キレイかどうかその程度の感想で良いんと違うか。」


なるほど納得できます。  


確かにクラシックなどを昔からよく聴いていたので、何も難しく考えなくとも色々な感想が出てきます。 

しかし絵画などの美術に関しては全然知らずにきているので難しい感想など思い浮かぶはずもありません。  


なので最近は難しいことは考えずに、好きか嫌いか、キレイか何も思わないかなど素直な感想だけにしています。 


ただ、行ったからにはすぐに帰るのももったいないのもあり、できるだけ少しでも何かを吸収しようとじっくりと眺めるようにしています。  


わからないながらも数をこなして鑑賞していけば、いずれは何かわかるようになってくることを信じて 


ちなみに今の趣味はピアノを弾くことですが、いずれは絵も始めたいと密かに思っています。 

ピアノは経験がある分、自分の限界などがわかります。

でも、絵については平均以下なくらい下手すぎるレベルなので、自分の伸びしろが全くの未知数です。 


全然伸びないかもしれません。 


自分でいうのもなんですが物凄い芸術的センスを秘めているかもしれません。 


全く読めません。


だからどうなるか面白いです。 

時間ができれば始めてみたいです。 


ちなみに以前にも出しましたが、また僕の激下手な芸術作品を載せます。 

僕のセンスです 

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