暗譜

ブログなど読ませていただいていると暗譜などで苦労しているという記事もよく読ませていただいています。

暗譜できない、本番で譜が飛んでしまう、そんな苦労話なんかも聞かせてもらっています。


僕はコンクールなども出ることもなく、サークルだけなので暗譜を強要されることはありません。


なので、あまり暗譜を深く考えてませんでした。

一番最初のサークルでは暗譜でチャレンジしていましたが、最近参加するときたいてい楽譜を置いています。

ある程度覚えていても保険のように楽譜を置いています。

その方が安心できます。


しかし、ここにきて暗譜を真剣に考えています。


フォーレのノクターン6番の練習で思うのですが、暗譜するくらいのレベルにしておかないと無理なんじゃないかと限界を感じています。


情感を込めようとすればするほどややこしい和音が飛んでしまいます。

弾いているつもりでも、ちょっとのつまずきやタイミングのズレ、それが出てしまうのは自分の技術レベルもあるのですが、次の課題として暗譜をしてからそのズレ感などを修正しなければと感じています。

そして、暗譜するくらいでなければホントに情感を込めた演奏はできないような気がしてきました。頭に入っていない分、譜面を見ることに神経を少しでも使ってしまいます。

その神経を、情感や演奏力に使えるのではと。


ブロ友さんの記事などで暗譜のことなどよく書かれていますが、ここにきて重要性がわかったような気がします。


ということで、最近ノクターンの暗譜を頑張っています。


しかし、覚えられない!


今まで、暗譜をしんどいと思ったコトがあまりないです。

そもそも、これだけの長い曲は初めてです。


だいたい4ページくらいの曲が多く、今まででの長い曲は“華麗なる大円舞曲”かもしれません。

後はそれほど長い曲は無いかもしれません。


なので、ある程度練習すれば自然と暗譜できたのですが、フォーレは暗譜できません。


最近、始めた曲なので歳をとってしまって物覚えが悪くなってしまっているのか、単純にフォーレが覚えにくいのか。


特にスローテンポの部分が覚えられないです。

似たようなフレーズが3回出てくるのですが、それぞれがややこしくてわからなかったり、突然弾けている部分が抜けてしまったり、全然覚えられないです。

まだまだ、動きもスムーズではないところもありますが、とにかく次の課題は暗譜です。


話は変わりますが、ショパンの幻想即興曲の中間部でゆったりとしたキレイな旋律があります。それも2回繰り返すような旋律になっています。

昔弾いていた時、暗譜はできていてのですがそのゆったりとした中間部の旋律で2回だけでなく、中間部の終わるタイミングを見失って3回も弾いてしまうことがあったり、2回弾くことを忘れて1回だけになってしまうことがよくありました。

僕だけではないような気がするんですが、どうなんでしょう?




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