電子ピアノの一音が急に大きくなる
今日は時間があったので、電子ピアノの修理をしていました。
最近、真ん中のGの音やF#の音が急に大きくなることが多かったです。
静か〜に気持ち良〜くピアノの音を奏でていると、急に“ドン!”と大きくなります。
そりゃぁ! ビックリします
こんなので練習したら心臓に悪いです。
何かあったらヤマハのせいにしたくなるくらい、ビックリします。
ヤマハに連絡したところ、基盤交換になるかもしれないとのことで、大体3万円くらいかかるかもしれないと言われました
最悪、そうなったら仕方ないですが、やはり3万円は勿体無いのでできる範囲はないものかとグーグル大先生で質問
結構、同じような症状の方がおられて、自分で修理しているブログも見つけ出しました。
以前ローランドのピアノの時には鍵盤が折れていたのも修理したこともあるので、今回もやってみようと思い、ブログを見ながら修理することにしてみました。
ブログを読んでいると、どうやら基盤についているセンサーが鍵盤を叩いた時に、鍵盤側との接点の不具合によってこういう症状が出てしまうと書いてありました。
ということで、そのブログでは分解して基盤と接点をむき出しにして、綿棒などでクリーニングをしていました。
僕も同じようにしてみました。
分解して
鍵盤を外して
綿棒で基盤と接点をクリーニングしていきます。
88鍵分全てクリーニングをしました。
家にアルコール系の洗浄剤があったので、綿棒にそれを染み込ませながら、最後にダストクリーナーでホコリを吹き飛ばします。
一通り終わってから、また組み直します。
20万円を超えるものを分解して組み立てなおすのでなかなかずっと緊張のしっぱなしです。
組みなおしたものの、もう一度音が鳴ってくれるのか心配でなりません。
・・・・・
何とか元通りに戻して、スイッチを入れてみます
・・・・・!
ちゃんと音が鳴ってくれました。
これで分解、組み立ては何とかなったのですが、根本の音が大きくなるという症状はどうなんでしょう?
しばらく弾いてみたものの、一音だけ大きくなる症状は出てきません。
2時間くらい弾きましたが、全然症状が出てきません。
何とか成功したようです。
ついでに全体的にも音の鳴り方がよくなりました。
最近、キーンと強くたたいたような音色になりやすくなっていました。弱く弾いているつもりなのにアクセントを利かしたような音色になっていて。
それが、アクセントが出やすかった音色が落ち着きました。
おそらく買って4年ほどになりますが、どうしてもほこりなどで接点の反応が鈍くなっていたのでしょう。
今後、少しでもほこりの予防のためにも電子ピアノであってもフェルト製の鍵盤カバーを買うことにしました。
とりあえず今回は自己修理で何とかしましたが、少しでも大事に長く使えるようにしたいです。
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2021.09.05 03:42